ここでは、AGA(男性型脱毛症)を発症している方の中から多く寄せられた質問を、Q&A形式で紹介するパート2になります。
ここでは、AGA(男性型脱毛症)を発症している方の中から多く寄せられた質問を、Q&A形式で紹介するパート2になります。
A. 実は男女によって髪の寿命は異なっています。女性が4〜6年であるのに対して、男性は3〜5年と短いサイクルになっています。AGAはヘアサイクルが乱れるものなので、男性の場合、通常3〜5年で伸び続けるものが十分に成長しないまま短い期間で抜け落ちることになります。そして、髪は細く短くなって、 休止期状態の髪が増えることで薄毛が進行していくのです。
A. 朝にシャンプーすること自体は髪の毛にとって良いことです。というのも、夜に寝ている間にかいた汗と皮脂を落とすからです。問題は、シャンプーの泡を十分に洗い流さずにしてしまうことです。朝は時間が無いために洗い流しが充分でないことが多く、そのために朝シャンプーはよくないと言われているのでしょう。
A. 猫毛はとりわけ薄毛になりやすいというわけではなく、髪が細くて中身が空洞化している場合が多いため、そう言われるのだとおもいます。猫毛でも太く中身がしっかりしていれば問題ないわけです。問題は、髪の毛の主成分であるタンパク質が不足していることにあるのです。
A. 昔から販売、あるいは美容室で提供されている混ぜ合わタイプのヘアカラーは、髪の中のタンパク質分子を酸化させ、切断してしまうので、髪の強さがなくなり、細毛状態を促進してしまうと考えられています。
しかし現在は髪や地肌に優しいトリートメントタイプの白髪染めも出てきているので、こちらを使ってみるのをおすすめします。
A. 自毛植毛の場合はその後の発毛も可能ですが、人口毛で植毛していた場合は毛根がなくなってしまっている可能性があるため、発毛は難しいとおもいます。しかし、毛根が傷ついているだけの場合は毛根がなくなったわけではないので、治療によって再生可能となっています。
A. AGAは進行性の脱毛なので、治療を途中でやめてしまうと、元の状態に戻ってしまいますので、この点は他の脱毛症である円形脱毛症や薬剤性脱毛症とは違っています。したがって、AGA治療の期間も予め、定年までとか、娘の結婚式までというようにいつまで続けるかを決めておくことをおすすめします。
A. 特に問題はありませんが、先述したように頭皮と髪に少なからず負担を与えるものなので、できる限り負担が小さいものを選びましょう。
A. パッチテストをして確認するのが一般的です。方法は、綿棒などに育毛剤を軽く付けて、腕の内側に10円玉程度の大きさで薄く塗り広げます。乾燥させて一日おいた後に何も異常が出てこなければ大丈夫でしょう。しかしながら、自分だけで判断せずに、必ず専門の医師にアトピーであることを相談して、テストを行うべきです。