ここでは、AGA(男性型脱毛症)を発症している方の中から多く寄せられた質問を、Q&A形式で紹介します。AGAに関してこの点がよく分からない方は、ぜひここで疑問を解消していきましょう!
ここでは、AGA(男性型脱毛症)を発症している方の中から多く寄せられた質問を、Q&A形式で紹介します。AGAに関してこの点がよく分からない方は、ぜひここで疑問を解消していきましょう!
A. 一般的に20歳以上の成人の方が対象になりますが、中には若い方でもAGAを発症するケースもあります。どの年代にかかわらず、専門医がAGAであるか確認するため、患者さんの頭皮の検査を必ず行いますので、そのような意味では年齢によるしばりはないので、特に気にする必要はありません
A. 抜け毛の本数が直接AGAの判断と直結することはありません。しかし、国際基準によると「薄毛部分の2割が軟毛化」の状態が見つかればAGAと判断されます。
この数値はあくまでも目安であり、実際は専門医の目視によってAGAであるかどうか判断するので、必ずしもどの病院も同一の基準で判断するとは言えないのが実情です。
A. AGA専門の病院の場合、まず専門医とのカウンセリングを行い、次に実際に患者さんの頭皮を目視でチェックし、経過具合を見るための材料として頭部の写真を撮ります。
さらに処方される薬で副作用が起こるのを防ぐため、血液検査や採血などを行い、その結果を基にして薬が処方されます。その後薬の服用で症状を見ながら、その都度通院していく・・・という形となっています。
A.患者さんの頭皮状態によって効果が表れる期間は異なりますが、平均で6ヶ月程度かかります。これは、脱毛を抑えるプロペシアと、発毛を促すミノキシジルを併用して服用する際に、乱れたヘアサイクル(毛周期)が正常に戻るには約6ヶ月程度かかることを表しています。
A. 規則正しい生活習慣を身につける必要があります。具体的には夜ふかしをしない、朝昼晩で3食を必ず取る、偏ったバランスにしない、睡眠時間を多めに取る、適度に運動する、タバコや酒は控えるなどです。
薄毛を予防する上で大切なのは、患者さんがいかにストレスをかけない生活リズムを築けるかということになります。
A. 年齢制限は基本的にはございません。しかし、AGAは思春期以降または20歳以降に発症する症状であるため、10代のうちはAGAの心配をしなくてよいとおもいます。また10代で発症したとしても、自由診療のため費用がとても高くなっているので、まずは両親に相談しましょう。逆に年齢制限に上限はありませんので、60歳を超えてから治療開始するということもあります。
A. 治療したその場で発毛するというわけではありません。開始から1ヶ月くらいは脱毛期に入り、強くて太い髪が新しく生えてくるために、弱くて細い毛が抜けて一時的に薄毛が目立つ期間があるケースもあります。もちろん個人差はありますが、多くの人が半年ほどで発毛実感を得ているようです。
A. 髪の生え方でわかってしまうことはありません。発毛治療はカツラや植毛と異なり、自分自身の髪が生えてきているものになるので、髪の毛の生え方で周囲から気づかれることはまずほとんどないと考えてよいでしょう。また、クリニックによっては、待合室で他の患者様と合わないような工夫がされていますので、気になる方はそのようなクリニックを選ぶようにしましょう。
A. 健康的な髪の人であっても、毎日平均80〜100本が自然脱毛として抜けていきます。もしかしてAGAかもしれないと思った方は、抜け毛をチェックしてみて、細くなっていたり、膨らみがない場合は可能性を考えた方がよいとおもいます。これに対して、正常なときは、毛根部分がマッチの先端に似た形で膨らんでいます。
A. 毛を剃ると濃くなると聞くことが多いのではないでしょうか。しかしこの意見には実際、科学的根拠がないでのす。ヒゲも含めて毛は本来、肌を守る役割をもっているため、ヒゲ剃りの際に肌に刺激を与えた場合、肌を守るために一時的に太くなる可能性がありますが、剃らなくなれば元の濃さに戻っていきます。