薬局に行くと数々のヘアケア製品がズラリと並んでいますが、製品を選ぶ時アナタはもしかして値段だけで決めていませんか?自分の薄毛治療に合った製品を選ばないと効果は出てきません。
薬局に行くと数々のヘアケア製品がズラリと並んでいますが、製品を選ぶ時アナタはもしかして値段だけで決めていませんか?自分の薄毛治療に合った製品を選ばないと効果は出てきません。
育毛剤の効果は今生えている髪を成長させることにあり、主に抜け毛の抑制につながると言われています。
また他の効果として、今生えている髪の毛を太く長く育つように促進し、合わせて毛根も強くするので、髪が一定度生えている方に特に効果があります。
ところで、育毛剤には3種類あります。
・毛根周辺の血管を拡げることで、多くの栄養を毛根まで届けるタイプ
・毛根に対して細胞分裂するよう命令するタイプ
・毛根に対して髪の毛を作るのに必要な材料を与えるタイプ
しかしながら、やはり育毛剤ですので、前提として太く、長く伸ばしていくための髪がなければなりません。
養毛剤は、髪に栄養を与えることで、栄養不足を原因として抜けてしまうことを防ぐ効果があります。 しかし、現代社会では、かなりの偏食をしない限りは栄養不足になることはありません。 実は、爪を見れば、髪に栄養が足りているかがわかります。 爪の伸びが遅くなってきたり、もろくなってきた時は、髪に栄養が不足している可能性があるため注意しましょう。
髪が栄養不足になる原因として他に挙げられるのは、頭皮の血管が収縮してしまい、毛根まで栄養が届いていないことがあります。その際には洗髪するときにしっかりと頭皮をマッサージしてみましょう。
発毛剤は、「発毛促進剤」の略称になります。この治療薬は、毛母細胞を活性化させて毛髪が作られることを促進し、また毛穴の中でも休止期にあるものに対して再度、発毛するように促進する効果があります。 先述した育毛剤や養毛剤が現在生えている髪の毛に対して働くのに対して、発毛剤は休止している毛根に対して働くわけです。
ちなみに、現在医学的なエビデンスが認められている発毛剤は「リアップ」と「フィナステリド」のみです。しかもリアップの主成分ミノキシジルはもともと高血圧治療薬として用いられていたのですが、副作用として発毛効果があったことから商品化された経緯があります。また、 フィナステリドも同じく、もともとは前立腺肥大や前立腺癌の治療を目的として開発されたものですが、こちらも副作用で発毛が確認されたことから商品化されています。